院内の治療水を全て除菌するシステム
歯科医院では、滅菌、消毒、手術部の洗浄、手術後の洗浄などに使用される治療水として、殺菌作用を持つ特殊な「機能水」を使用するケースが多く見られます。しかし、日常的に使用される水に関しては、水道水をそのまま診療室の配管を通して使用している場合が多く、これがバイ菌の発生を招きやすい状況を作り出すことがあります。
実際に水質検査を依頼して行うと、診療室内で使用されている水の多くに何らかの細菌が検出されることが確認されています。これらの細菌は、原因不明の細菌感染を引き起こすリスクがあり、術中や術後の感染症のリスクを減らすためには、あらゆる面からの対策が求められるので、リスクを低減するため、院内全体の水にも徹底した配慮を行っています。
当院では、「電解中性機能水システム・ポセイドン」と呼ばれる除菌装置を導入し、院内で使用するすべての治療水を機能水に置き換えています。このシステムは薬剤を使用しないため、人体に対して完全に無害であり、安心して使用できることがデータで確認されています。そのため、デメリットは一切ないと考えています。
財団法人日本食品分析センターによる検査結果
分析試験項目:従属栄養細菌数 培養条件20度、7日間
結果:30以下/ml 細菌数検出限度以下
電解中性機能水システム「POSEIDON」の導入により、検査機関における水質検査の結果、治療水の衛生状態において、「細菌数検出限界以下」という水質最高レベルの評価を得ております。 詳細な報告では、細菌数「0」の測定結果を頂いておりますので安心して治療をお受け下さい。