歯科用CTレントゲン
当院は、歯科医院全体で約1割導入と言われている歯科用CTレントゲンを設置しています。
外科治療、根管治療、様々な治療で使用
- インプラント治療の診断・計画
骨の中の神経の位置、骨の形、量、密度の目安を正確に把握出来る。安全にインプラントをおこなう為にはCTレントゲンを用いた診断は必ず必要となります。 - 親知らずの抜歯
親知らずの場所や根の形、神経との位置関係を確認する事が出来るので、安全に親知らずの抜歯が出来ます。 - 歯周病の診断
歯を支える歯槽骨の吸収がどの程度進んでいるのか確認する事が出来ます。 - 根管治療の精密化
根の形や根管の位置を確認出来るのと同時に、炎症・感染の拡がりも把握出来るので、精密な治療が可能。 - 顎関節症の診断
顎関節の状態を立体的に把握出来る。 - 外傷の診断
歯や顎骨の亀裂や骨折を確認可能。 - 腫瘍や嚢胞の摘出
歯茎や歯槽骨内にある腫瘍や嚢胞を確認可能。大きさや位置を正確にわかる。
歯科用CTレントゲンの安全性
歯科用CTの一般的な被ばく量は、数十マイクロシーベルト。医療用のCTと比較すると歯科用CTは口腔内だけなので範囲が小さくその分被ばく量は少なく抑えられています。
歯科用CT | 約30~150µSv |
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医療用CT | 約100~200µSv |
使用を制限する必要がある場合
- 妊娠中の使用
特に妊娠初期は緊急を要す場合を除いて避けた方が良いでしょう。 - 子供への使用
必要であると判断される場合(難しい抜歯など)を除いて使用は制限されます。 - 高頻度の使用
適切な判断のもと用いるCTであれば長期的な健康リスクはありませんが、高頻度の使用は避けるべきです。