前歯も奥歯も、1歯単位で治療可能
歯科用インプラントの特徴は、欠損した歯の部位を問わず治療する事ができ、自分の歯とほとんど見た目で区別が付きません。見た目に気になる前歯、噛むのに不自由する奥歯、条件が揃えばインプラントは1歯単位で柔軟に治療をおこなう事が出来ます。
大きな入れ歯を使っている方用に、入れ歯を支えるための土台としてのインプラントを1~2本入れるという治療の仕方も可能です。
多数歯欠損の場合、前歯だけ治したいは可能?
複数の歯が上の下も前も奥も抜けてしまっていて、全ての歯をインプラントにする事は経済的制約で厳しいという場合、とりあえず、気になる箇所だけ、例えば前歯のみインプラントをするという事も一応は可能です。一応と言うのは、推奨される治療ではない可能性が高いからですが、お口全体の力のかかり方を無視した治療は避けた方が無難です。
ご存知のように、歯科におけるインプラント治療の99%は保険が効きません。とても高額な治療費がかかるのですが、欠損部位全てをインプラントにする場合人によっては数百万円かかるというケースも珍しくないわけです。患者様のQOLを考えて、希望を最大限考慮した治療計画を作成するので、アドバイスはしっかりと聞き入れましょう。
インプラントはある意味融通が効かない治療
患者様の生活の質を向上させる目的でインプラント治療は発展してきたのですが、治療を成功させる過程で不自由を強いる事もあります。治療の為にお時間を頂戴する事や、一時的に食事がしずらい口腔内になる事もあります。煙草は絶対厳禁ですし、口腔清掃(メンテナンスやハミガキ)は今まで以上に頑張って頂く必要がございます。
その結果が、「治療を受けて本当よかった」に繋がりますので多少の不便を治療中は強いる事となりますがご一緒に頑張りましょう。
コメント