家庭で出来るウイルス感染対策

コロナウイルス
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こんにちは、香里園にある坂井歯科医院です。

あっという間に3月に入り春の暖かさを感じることができる日も多くなりましたが、花粉症の人には辛い季節で私の主人も目が痒く、鼻もグズグズしていて毎日辛そうです。

去年の12月、中華人民共和国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染は瞬く間に日本にも広がっていき、皆さまの身の回りにも様々な影響が出ていることだと思います。

マスクが手に入らない状況が長く続いていて、家にあった2箱のマスクも底をつきそうになっていて困っているところ追い討ちをかけるようにマスクの次はトイレットペーパーやティッシュペーパーがスーパーやドラッグストアの棚からなくなっていました。

毎日スーパーに行っているので急に棚が空になっているのを見て驚きましたが、トイレットペーパーやティッシュペーパーはほぼ国内生産で在庫は十分にあると厚生労働省のホームページにも記載されていますし、今日スーパーに行くとたくさん陳列されていたので安心しました。

色々な情報が入り混じりデマの情報も拡散されてしまっているので、不安になってしまう気持ちも分かりますし、実際にトイレットペーパーが手に入らないかもと思った時は家に十分にあるのにも関わらず購入しておきたい気持ちになりましたが、本当に必要としている人の元にきちんと届くよう、情報の見極めは重要だなと感じさせられます。

小中高校の一斉休校の要請を受け私の甥っ子の小学校も休校となり、ひとりで留守番をしなければならない時間があり心配ですし、ずっと家にいるのも子どもにとってストレスがかかるのではないかと不安にもなりますが、こういう時だからこそみんなが協力し助け合って、コロナウイルス感染拡大を防ぎたいと思っています。

私たちがコロナウイルスに感染しないために、家庭で出来るウイルス感染対策をお伝えしていきたいと思います。

ウイルスが目に見えるものであれば良いのですが、残念ながらウイルスは目には見えずあらゆる場所にウイルスが存在していて、私たちは毎日様々な場所に触れることでウイルスが付着してしまっています。

目には見えないウイルスを知らず知らずのうちに持ち込んだり、持ち出したり、ウイルスを拡散していることが考えられるので、感染を防ぐために一番大切なことは手洗いを行うことではないでしょうか。

手洗いをどのように行っているか思い浮かべてみてください。手のひらを一生懸命ゴシゴシと洗っている方は多いかと思いますが、親指、指先、指と指の間、手首などは不十分になりやすい場所なの隅々まで優しく丁寧に洗うことを心がけましょう。

まずは流水で手を洗い、石鹸をつけてしっかり泡立てましょう。最近では石鹸が泡で出てくるタイプもたくさんあり、石鹸をしっかりと泡立てることで手のひら全体や手のシワまで石鹸が行き渡りやすくなります。

石鹸がしっかり泡立ったら、手のひら、手の甲をこすり、指と指の間は両手を組むようにしてこすり合わせ、親指は反対の手でねじるようにして洗っていきます。

指先と爪の間は手のひらの上で指先を立て、こするようにして洗い、手首は反対の手でねじるようにして洗いましょう。最後に流水でしっかりと石鹸と汚れを洗い流し、乾いた清潔なタオルで十分に水分を拭き取れば終了です。

この流れを見てみると、いつもの自分の手洗いが不十分であることが分かるかと思いますが、きちんとした手洗いをするのには30秒ほどかかり、正しい手洗いを身につけるまではタイマーなどで時間を計りながら行うことも効果的です。

手洗いと同時に行っていただきたいのがうがいで、ウイルスは空気中に紛れ込んでいて、気がつかないうちに吸い込んでしまっていることもありますので、外から帰ったらすぐにうがいを行い、ノドの粘膜に付着したウイルスを洗い流しましょう。

お口の中を清潔に保つことは虫歯や歯周病を予防するだけでなく、ウイルスなどの感染症を防ぐ効果もあるため、毎日のハミガキはとても重要ですし、定期的なメインテナンスも欠かせないものです。

免疫力を上げるためにもしっかりと食事を取り、栄養を体に取り込んであげること、十分な睡眠を取り、ウイルスに感染しにくい体作りを行い、ひとりひとりの行動や意識改革で一日でも早くいつも通りの日常を送ることができるよう願っています。

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