とある妻の憂鬱
こんにちは、香里園にある坂井歯科医院の今道です。
私は結婚生活2年目に突入し、ようやく夫との二人の生活に慣れてきましたが結婚生活の最初は二人の生活に慣れずによく実家に帰ってリフレッシュをしていました。お互い育ってきた環境が違うのと、夫も私も結婚したのが33歳の時で実家での生活が長かったため、結婚当初は些細なことで喧嘩が耐えなく、楽しい時間ももちろんありましたが悲しい時間もありました。
基本的に家のことは私が主にやっていますが、私の夫はやりっぱなし、出しっぱなしが多く、結婚生活は最初が肝心だと聞いていたのでせめて自分のことは自分でやってもらいたいと思っていて毎回注意しています。
洗面台の電気がつけっぱなし、飲んだコップ飲んだお酒の缶食べたお菓子のゴミがリビングの机の上に置きっぱなし、読んだ新聞をそのまま放置、充電器のコードを差したまま、などキリがないほどたくさんありますが、夫は私に1日1回は怒られています。(旦那よ、鬼嫁でごめんなさい。)
何回言っても夫のやりっぱなし、出しっぱなしの悪い癖は直らず、今でも苦戦していますが一度甘やかすと絶対自分で何もしなくなるので(私の旦那の場合)ここは心を鬼にして夫教育をしていこうと思っています。(仕事をがんばり稼いでくれていること心から感謝しています!!)
夫のことで困っている奥さんは私以外にもたくさんいらっしゃると思いますし、困ったシリーズ最終回の今回は夫にちなんで「困った…夫が明らかに虫歯!歯医者に行かない!」です。
男性の方が歯医者が苦手
私が歯科医院で働いていて感じることは女性よりも男性のほうが歯科治療に対する恐怖心が強く、もちろん仕事が忙しいという理由もあるかと思いますが歯医者に通院する割合が少ないように感じています。
歯医者が大好きだという人はなかなかいませんが歯医者嫌いの人は今でも多く、歯科医療先進国に比べると日本は歯科検診の受診率は低く、トラブルを先延ばしにして痛くなってから行けばいいと思ったり、痛みを通り越して痛くなくなったから放置しても大丈夫と思っている人もおられます。
大人の歯は二度と生え変わることはなく歯を失ってしまうことで後悔している患者さんをたくさん見てきましたし、2012年に発表された健康への後悔は「若い頃に歯の定期検診を受ければよかった」が第1位だったことからも分かるようにみなさんの健康にとって歯はとても大切なのです。
夫が歯医者に行ってくれるようになるために歯医者に行きたくない理由や歯医者が苦手になってしまった理由の原因がどこにあるのか探ってみましょう。
なぜ歯医者が苦手なのか
私の場合もそうですが小さい頃の歯医者の記憶がずっと残っていて、子どもの時に受けた治療がとても痛くそこから歯医者が嫌いになり歯が痛くても我慢したりして歯医者に行かないようになってしまいました。
私と同じよう小さい頃の治療が引き金になっている人も多いかと思いますが、昔と今の歯医者では見違えるほど変化していて、歯科医師の先生や歯科衛生士さんもとても優しく、手を挙げれば治療を一旦停止してくれるなど患者さんの気持ちに寄り添ってくれます。
治療は痛みを伴う場合もあり、痛みが歯医者に行きたくなくなる原因にもなり得ます。初診の患者さんのお話をお伺いする時間の中でも特に多いのが痛いのが嫌だという人が半数以上です。
近年の歯科では痛みを感じる場合は事前に麻酔をして治療中に痛みを感じないようにしてくれますし、麻酔の針が痛くないように表面麻酔を塗布してから注射を行うので想像されるような痛みを感じることはほとんどありません。
歯医者もスタッフも基本優しい
放置した虫歯があり見られるのが恥ずかしい、状態を指摘されたくないので歯医者に行くのが億劫、だという人もおられるかと思います。
私たちはプロですので「なぜ放置しておいたのですか!」と怒ることはありませんし、今の状態からどうすれば健康な状態になれるのかを提案し治療を行います。
安心してご来院ください。
これからの人生を共に歩んでいく大切なパートナーである夫にも生涯健康でいてほしいと思っていることを伝えることが何よりも旦那さんの心に響くかと思います。
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