こんにちは、香里園にある坂井歯科医院の今道です。
結婚生活は最初が肝心!とたくさんの友人から言われていたので主人には自分のことは自分でするようにと何度も言っていたのですが、結婚して1年が過ぎた頃からどんどん私任せになるようになってきてしまっています。
今まで違う生活習慣を過ごしてきた二人が結婚することで同じ時間を同じ場所で過ごしていくとどうしても気になることや何で?とモヤモヤすることが出てきますね。
私たち夫婦は共働きとはいえ、主人のほうが長時間働いていますしお給料もたくさんいただいていますので私の家事の負担が多くなることは私自身も理解していますが、毎日の家事に対して労わりや感謝の言葉が欲しいものです。
感謝の言葉はぜったい必要
旦那さんは奥さんに対して「ご飯美味しかったよ」「部屋を綺麗にしてくれてありがとう」「いつも助かっている」などの言葉をかけていますか?もしかしてご飯ができていることや家の中が綺麗に保たれていること、アイロンがかかったシャツを着て会社に行けることが当たり前なんて思っていませんよね?
もちろん旦那さんが一生懸命働いてくれていてお金を稼いでくれているからこそ私は生活できているのですが、私たち主婦も家を支えるため、旦那さんが気持ちよく仕事に向かえるように努力していることを忘れないでほしいです。(主人と喧嘩したばかりで感情的になってしまいました。涙)
旦那さんがありがとうと言ってくれなければ誰も私たちの家事を褒めてくれることも労ってくれることもないので、私たち主婦はこの言葉ひとつだけでまた明日も頑張ろうと思えるのです。
歯科業界の縁の下の力持ち
世の旦那さんたちが家の大黒柱だとすれば私たち主婦は縁の下の力持ちであり、人の目につかないところで家族を支えるため苦労や努力をしていますが、歯科医院でも患者さんの目につかないところで私たちスタッフを支えてくれていて、患者さんのために努力をしてくれている歯科医療従事者がいることをご存知ですか?
それは「歯科技工士」と言われる職業の方で歯科技工士とは歯科医療の一端を担う医療技術専門職であり、歯科医師の指示により歯の被せ物や詰め物、入れ歯、矯正器具などの歯科技工物の作成や加工、修理を行う仕事です。
みなさんもご存知のように歯は一度失うと元に戻ることはなく、失われた歯を補うために歯科技工物があり、歯科技工物があるから私たちはまた噛んだり、咀嚼したりすることができます。
髪の毛1本がお口の中に入るだけで違和感を感じるほどお口の中は繊細ですので、歯科技工士の仕事は様々な材料の特性を熟知し、精密さが求められ、お口の中にぴったり合う歯科技工物を作成する技術はまさに職人技であり歯科医療を支えてくれています。
歯の詰め物や被せ物は完全オーダーメイド
歯の不具合は人それぞれですが、小さなことでも違和感や不都合があり大きくなればなるほど食事ができにくくなり深刻な悩みに発展してしまうことが多く、歯で食べ物をしっかりと噛み砕いて食べられることは私たちの健康を守るために大切なことです。
口元の印象は清潔感や見た目の年齢を左右するといわれていて、好感が持てない口元の原因は歯にあり、歯は見た目の美しさにも関わるため歯科技工士が作成する白く美しい歯は患者さんの満足にも繋がります。
歯科技工士の仕事は私たちが健康で快適、心豊かな生活を過ごすために欠かすことはできない”歯”を作成する仕事であり、失われた機能を回復させ生活の質を向上させます。
歯科技工士は国家資格が必要で高等学校卒業後、専門学校や大学、短期大学などの歯科技工士養成機関に入学し、定められたカリュキュラムを2年以上学ぶことで国家試験の受験資格が得られ、国家資格合格者には厚生労働大臣から技工士免許が与えられます。
専門性の高い職業のため身につけた知識や技術は一生物であり、国が認めた国家資格を持って仕事ができるため社会的な信用もありますし安定した仕事であります。
世界の医療は日々進歩していて最先端の歯科医療や歯科技工を吸収するためには知識や技術は学び続けなければならない大変な仕事であることは間違いありませんが、歯科技工士の努力が患者さんのお口の健康を守り、支えてくれていることを忘れてはなりません。
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